前回の21話~24話に続いて、25話~28話。
ワンピース~感想とあらすじ~
『第25話』必殺足技炸裂! サンジVS鉄壁のパール
あらすじ
サンジの脚力に驚いたドンの言葉「あ、あし」を合図に、戦いの火ぶたは切られた。
初戦の相手は「鉄壁のパール」。どこからどう見ても「鉄壁」の彼。死角は存在するのか?
偶然にもドンが放った(放り投げた)「ルフィ」が後頭部に直撃。逆上し怒りの炎を燃やすパール。
紙一重のところでドンの放った鉄球(がルフィに跳ね返され、柱に当たって折れた部分)が後頭部を直撃。試合終了となった。
感想
パールの弱点は頭でしたね。
名前の通り、真珠のような頭で二枚貝を思わせる「鉄壁」のガードでしたが、結局「首」の力が弱かったのか、倒れてきた柱にやられてしまいました。火であぶっても開かないんですね。
「RPG」の初期にゲットする「重くて使いにくそう」な防具じゃないですか。装備品の格差ありすぎでしょうよ。
『第26話』ゼフとサンジの夢 幻のオールブルー
あらすじ
「オールブルー」
東の海(イーストブルー)
西の海(ウエストブルー)
北の海(ノースブルー)
南の海(サウスブルー)
この4つの海に住む、全種類の魚たちが住んでいる海。
海のコックにとっての楽園。
子供サンジの物語。
ある日、サンジがコックとして働く船に「海賊」が現れる。
「オールブルー」の夢を語るサンジ。嵐の中、波にさらわれたサンジを助けようと海へと飛び込んだゼフ。
二人は「岩山」に打ち上げられる。岩は”ねずみ返し”になっていて、一度降りると戻ってこれない。
食料を二人分に分けるゼフ。サンジは、5日分の食料を、さらに20日分にわけ、岩山の反対側で船を探す。
しかし、待てど船は見えない。食料も尽きた。
限界に達したサンジは、命がけでゼフの食料を奪いにかかる。が、そこで彼が見たものは・・
感想
オールブルー。
親潮と黒潮がぶつかる場所、みたいな感じでしょうか。
サンジの回想回。衝撃。漫画ではさらに衝撃の事実が描かれています(ゼフの足について)。男たちは、夢を求めて海に出る。子供サンジも夢を持っています。そして、夢の故にサンジを助けたゼフ。「子供だから」ではない。
衝撃の岩山シーン。飢餓で餓死寸前の二人。漫画版の衝撃。軸足を残したのは、さすがだなと思いました。
健康目的での断食(口にしていいのは水だけ)なら、長くても1週間。修行的な断食でも、おそらく40日が限度。それ以上は、死に近づくだけです。漫画だと確か70日・・考えられません。
『第27話』冷徹非情の鬼人 海賊艦隊総隊長ギン
あらすじ
戦闘総隊長の「ギン」。サンジから命を助けてもらった彼。せめてものけじめとして、自分の手で葬り去るという。
戦いはギンの勝ちに思えたが・・
「俺にはこの人を殺せません」
ドンを裏切ったギンには、毒ガスによる死が待っていた。
感想
かなり好きな場面。というか正直、サンジ編では一番好きなシーン。「生まれてはじめての優しさ」。頭ではわかっていても、サンジを殺せないギン。でも、ドンを裏切ることはできない。愛ってこういうことだよ、愛ってさ。
『第28話』死なねェよ! 激闘ルフィVSクリーク!
あらすじ
毒ガスを受け入れたギン。瀕死状態の彼を、コックたちが手当てする。
いよいよ、ルフィと金ぴかクリークとのバトル開始。数々の兵器を使用するクリーク。その攻撃を避けることなく、ルフィの拳はドンへ届く。
しかし、ドンは倒れない。そして、最強の武器「大戦槍(だいせんそう)」の登場。
なんと総重量は、ウソップハンマーの5分の1の重さ「1t」だという。ドンの攻撃をまともに受けるルフィだったが・・
感想
「全身に何百の武器を仕込んでも、腹にくくった”一本の槍”にゃ敵わねぇこともある」
金ぴかゴリラとの対決。ルフィは避けません。
今回のテーマでしょうか。ゼフはサンジに「生きるための装備」か「死を恐れぬ”信念”か」と語りかける。確実に、サンジの心はサワサワしているはず。いよいよ、決着がつきそうです。
続きは>未定!