前回の9話~12話に続いて、13話~16話。
ワンピース~感想とあらすじ~
『第13話』恐怖の二人組! ニャーバン兄弟VSゾロ
あらすじ
今日は、クラハドールがお屋敷に来た記念日。
この日のために新しい眼鏡を用意したカヤお嬢様。朝起きて、真っ先にクラハドールを呼びに行くも、姿が見当たらない。代わりにいたは・・
血だらけの羊執事だった。
ウソップの勇敢さを称えた羊は、嬢様に鬼畜黒猫眼鏡の真実を告げる。
一方、計画の遅れにブチギレた黒鬼畜猫眼鏡は、ジャンゴたちの元へ向かう。
感想
戦闘開始。
かませ犬ならぬ、かませ猫だと思っていたニャーバン・兄弟(ブラザーズ)も、意外と強いのでちょっとヤバいんじゃないか?という空気が漂ってきました。
「猫だまし」「猫ばば」などの特技を使い、「猫背」で攻撃をよける。やはりこの頃の敵技は、キラリと光るものがあります。
ただ、一つだけ気になるのは「これって、猫背なのか?」ということ。・・うむ。まあ猫背でしょう。
肝心のルフィは、自分でへし折った船の下で眠っています。
そして、鬼畜眼鏡の登場。ワンピースお得意の逆境重ねタイムに入りました。普通だと、数々の悪を働いた鬼畜眼鏡の株は下がります。しかし、何故か人気が上がっていく。楽しみです。
『第14話』ルフィ復活! カヤお嬢様の決死の抵抗
あらすじ
ついにやってきたキャプテン・クロ。
「温厚になった」彼は、ルフィたちを倒すための猶予を与える。
ー鬼畜眼鏡タイマー発動ー
眼鏡タイマー「残り5分」
ゾロ「虎、狩り」
眼鏡タイマー「あと4分」
ゾロ「5分待たなくても、俺が潰してやる」
眼鏡タイマー「あと3分」
ゾロ「ナミ!危ない」
眼鏡タイマー「あと2分」
ルフィ復活!
眼鏡タイマー「あと1分」
そしてついに・・
眼鏡タイマー「そろそろ皆殺しの時間だ」
感想
来てしまった、キャプテン・クロ。
相当キテたんでしょうね。いきなりカウントダウンから始めます。タイミング悪く(良く)カヤお嬢様が来てしまい・・。突然の回想タイムに入ります。
心温まる写真が映し出された後、彼はこう言いました。
「心の平穏が欲しい」
優しく語る彼の眼は、うっすらと涙。
「マジやべぇ・・」
クラハドール、どこまでも楽しませてくれます。
やはり、クロの人気は認めざるを得ません。
『第15話』クロを倒せ! 男ウソップ涙の決意!
あらすじ
ルフィの一撃を食らって倒れたクロに、追い打ちをかけるウソップ海賊団。
体が動かないウソップは、ウソップ海賊団にキャプテン命令を下す。
「カヤを守れ」
林へ逃げるウソップ海賊団とカヤ。
追う催眠術師ジャンゴ。
シロップ村の運命やいかに・・
感想
「大切な者を守れる男になるために、俺たちは海賊団を結成したんだ」
満身創痍で語るウソップ。
これが彼の理想とする「海賊」なんですね。善と悪を単純に割り切れない世界。強いものが勝つ世界。
ウソップ海賊団の気持ちと、クロの野望がぶつかります。仲間になったルフィの野望とクロの野望もぶちかり合う。勝った方が正義。
『第16話』カヤを守れ! ウソップ海賊団大活躍!
あらすじ
「生きるために戦うんだ」
キャプテンの言葉を胸に、カヤを守るウソップ海賊団。
ルフィとクロの戦闘は続く。
ついに発動してしまった「杓子(しゃくし)」。
あまりのスピードに、自分でも制御しきれない刃は、敵味方関係なく切り刻む。
感想
キャプテンの器を説くルフィ。
キャプテン・クロとキャプテ~~~~~~~ン・ウソップの戦闘力には、圧倒的な差があります。しかし、命をかけて仲間を守るウソップと、仲間を犠牲にして自分の野望を守るクロとでは、器が違うという。
なかなかしびれるセリフの連続ですが、やはりこの時点ではクロの存在感は圧倒的。ゲーム「グランドバトル」では、クロの「杓子」はお決まり技でしたね。
圧倒的な「悪」として描かれているが、何故か嫌いになれない男。黒鬼畜猫眼鏡、またどこかで出てきて欲しい。
続きは>17話~20話