えみあに

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ドラム初心者に伝えたいこと! おすすめの練習

ドラムが大好き!今回はドラム初心者の方に向けてあれこれと書かせていただきます。少しでも参考になれば幸いです。それでは、いきましょう。

ドラム初心者に伝えたいこと

「ドラム、始めたい!」

その気持ち、わかります。

「好きなアーティストのドラム演奏に憧れて」
「生で聴いたドラムの迫力に感動して」
「単純に、かっこいい!」
「楽器の中じゃ、簡単そう」

ドラムをはじめるきっかけは人それぞれ。

ドラム初心者が最初にやるべきこと

ドラム初心者が最初にやるべきこと。それは

スティック練習パッドを手に入れる」

スティックを使わず、拾った木の棒で練習しても構いませんし、木から削り出した「オリジナル・スティック」もかっこいい。ただ、できれば楽器屋で手に入るスティックを使ってください。本番で使用するもので練習するのが、一番です。

練習パッドは、必要です。「雑誌で代用できますよ」と言う人も(講師含め)います。名作アニメ『けいおん!』でも、ドラムの田井中律(たいなかりつ)が家で雑誌を叩いていた記憶があります。

が、ドラム初心者にその練習方法はおすすめしません。何故なら「跳ね返り(リバウンド)を利用できない」からです。詳しくは後で説明します。

ドラム初心者は何から練習する?

一般的に楽器初心者が最初にやることと言ったら「曲のコピー」です。

ただし!それは、楽器が家(身近)にある場合。
ドラム初心者の方で、家にドラムがあるケースは稀でしょうから、練習方法も変わってきます。もっと言うと「家にドラムがある方」であっても、曲のコピーより先にしてほしいことがあります。

それが、「基礎練習」です。
これがギターなら、もう基礎練なんて放っておいて、好きなソロのコピー、弾き語り、ソロギターなど「興味のあること」からはじめて構いません。モチベーション的にもグッド。

ただ、ドラムの場合は「基礎練習をした方が、曲のコピースピードも上がる」と個人的に実感しています。

ドラム初心者におすすめの基礎練習

具体的に、何の基礎練習をすればいいのか。

「ルーディメンツ」やら何やら選択肢はいくつかありますが、最もおすすめしたいのは教則本を使用した練習です。

何より楽しいです。「楽しい」は成長に繋がります

最近のもので、おすすめしたいのはこの1冊↓

クリックでサイトへ

この本で紹介されているフレーズを、「好きな曲に合わせて叩く」と、めちゃ楽しいです。※目標テンポに合わせた練習もしてください。

CD付きで、スティックとパッドがあればどこでも練習できます。

ただ、本だけだと「フォーム」を学ぶのが難しい。ですが今の時代、すごく便利なツールがあります。そう、動画サイトです。

よさげな動画をいくつか紹介します。

スティックの握り方の種類

と、その前に。
スティックの握り方を説明します。
スティックのグリップは、大きく2種類

レギュラー・グリップ(トラディショナル)」と「マッチド・グリップ」です。マッチド・グリップは更に、「フレンチ」「ジャーマン」「アメリカン」に分けることができます。

マッチド・グリップは、ロックをはじめ多くのジャンルで目にする、左右で同じ握り方。スティックを上から持つ、一般的な握り方です。

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(画像は『けいおん!』第1話より)

レギュラー・グリップは、ジャズやマーチングでよく見る、左右で異なる握り方。左手でスティックを下から支える、あの独特なグリップです。

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(画像は『坂道のアポロン』第1話より)

「マッチド・グリップ」の握り方

それでは、素晴らしい動画を紹介します。
動画は、studiolite402さんの「基本グリップと、バリエーション。音色とグリップの関係」

・人差し指にスティックを乗せ、落とし、最も弾む場所を探す。
・スティックに小指を軽く巻きつけ、手の平を下に向ける。
・薬指、中指、人差し指の第一関節、親指の腹をスティックに当てる。
・演奏中、スティックと指はほとんど離れない。(バズロールは例外)
・スティックを「保持」する時は、手の平も使う。
・支点の変更、モーラー奏法など。

次の動画は、山部三喜男さんの「ドラム・レッスン!超初歩から始める本格ドラム基本【リバウンドの活用1リスト・ストローク他】/山部三喜男wrist stroke」

・リバウンドの特性を知り、コントロールする。
・親指が上のフレンチ・グリップ。
・スティック後ろから1/3あたりのバランス・ポイントを探す。
・中指と親指でバランス・ポイントをつまみ、そこが動きの支点になるように。
・手の平が床、打面と平行になるジャーマン・グリップ。
・リバウンド・ストロークのテンポを上げる。
・速くするほど、振り幅は狭く。
・バスケットボールのドリブルのように、スティックをリバウンド。

「レギュラー・グリップ」の握り方

またまた、素晴らしい動画を紹介します。
動画は、studiolite402さんの「『使える』レギュラーグリップの作り方(中級者以上対象)」

・親指でスティックをハネさせる練習。
・親指の根元(支点)にスティックを乗せる。
・スティックが弾む場所を探す。
・次に人差し指でハネさせる練習。
・手の甲を上→徐々に通常位置に移動。
・親指と人差し指の切り替え。
・人差し指の横に親指を重ねて「レギュラー・グリップ」。薬指はスティックを止める時に使用。
・左右のスティック角度は、約60~90度。

次の動画は、山部三喜男さんの「ドラム・レッスン!超初歩から始める本格ドラム基本【リバウンドの活用2レギュラー・グリップのストローク】Part1/山部三喜男regular grip」

・スティックの後ろから1/3、バランス・ポイントを支点とする。
・左手の親指と人差し指の股の部分に、バランス・ポイントがくるように。
・強く握りすぎず、スティックが皮でくっついているイメージ。
・右手の指を使ってスティックを弾ませる。
・親指だけでスティックを弾ませる。根元の関節から動かす。
・テンポが遅いときは親指の根元(支点に近い場所)、速くなると親指の腹(支点から遠い場所)で動かす。※親指のみで感覚をつかむための練習として。
・テンポが遅いときは、ヒジや前腕の回転を含めた腕全体で。速くなると先端部の動き主体で振り幅を狭く。

次の動画も、山部三喜男さんの「ドラム・レッスン!超初歩から始める本格ドラム基本【リバウンドの活用3レギュラー・グリップの秘訣】Part2/山部三喜男regular grip」

・親指に、前腕、ヒジの回転を使った動きを加える。
・人差し指の第一関節あたりを親指の腹に付け、薬指と小指を下側からスティックに軽く付け、中指を脱力させてスティックにフワッと添えるように。標準的なレギュラー・グリップの完成。
・人差し指、中指を付けるか付けないかでサウンドが変わる。

「レギュラー」と「マッチド」どっちを練習する?

「レギュラー・グリップ」と「マッチド・グリップ」、ドラム初心者はどちらを練習したらいいのでしょうか。私のおすすめは「両方」です。

レギュラー・グリップも練習しておいた方が、楽しみが増えます。強弱のコントロールもしやすく、ロックでも途中レギュラーに持ち替えたりと、意外と使える場面があります。

テンポやフレーズで叩き方を変える

叩く速さによって、体(腕、手首、指等)の使い方を変える」という方法。

それでは、またまた素晴らしい動画、山部三喜男さんの「Single Stroke Roll 一つ打ちのロール」をご覧ください。

・テンポがゆっくりのときは、フルストローク。スティックのチップを打面に投げて(落として)、キャッチ。
・テンポが速くなると「前腕→手首」に移行。
・更にテンポが速くなると指も追加し、最後は指だけ。
・プッシュ/プル(オープン/クローズ)、アップ/ダウンの組み合わせ。

次の動画も山部三喜男さんの「ドラム・レッスン!超初歩から始める本格ドラム基本【リバウンドの活用4フィンガーコントロールの極意】Part1/山部三喜男French grip」

・指の動きだけで、スティックをリバウンドさせるフィンガー・コントロール。
・人差し指だけ、中指、薬指、小指と指1本での練習。2本、3本と増やしていく。
・徐々にテンポを速くして、両手で。

次の動画も山部三喜男さんの「【Push-Pull(Open/Close)】プッシュ・プル・テクニック」

・指を開き伸ばしながら1打目、指を閉じながら2打目を叩く。
・この動作を高速で繰り返す、プッシュ・プル・テクニック。指先メインのダブル・ストロークの連続、指によるダウン&アップ・ストロークとも言える。
①指の瞬間的な脱力でスティック先端を落下させ、指先を伸ばす。
②支点が若干下に下がり、チップがリバウンドする(上がる)とお尻は下がった状態でシーソーのような動きに。
③チップが再び落下するので、指を閉じる動作を加えて2打目。スティックを上に少し引き上げる。
・レギュラー・グリップの場合、薬指と小指でスティックを下から押し上げるテクニックが重要。

次の動画は山北弘一さんの「「虫様筋」で高速シングルストローク!」

・手の平のシワから指を曲げる筋肉、虫様筋(ちゅうようきん)を活用すると負担が少ない。
・プッシュ/プルとの組み合わせ。

家でドラムセット練習?

ドラム初心者にとって壁の一つ、「キックの二連打(ダブル)」。まずはこれを習得できないと、ほとんどの曲を演奏できません。

逆に言うと、キックさえ何とかなれば、「タム」や「シンバル」はパッドの組み合わせ(スネア以外は雑誌で十分)で何とでもなるため、ドラム初心者は「パッド練習」と「キック練習」が最重要課題となります。

とはいっても、キックペダルはまあまあの値段がするので「そろそろ必要だな」と感じてから検討してみてください。持ち運べるので、本番(生ドラ)でも使用できます。

成長のタイミング

脳科学系の本によると、脳の神経がつながって「使える情報」となり、演奏技術が上がるとのこと。その神経がつながるタイミングが、睡眠時。つまり、成長を実感できるのは寝た後です。

ですので、「丸1日練習したのに、BPMが全然上がらない!」という方も焦らず、まずは夜しっかりと睡眠をとってください。特に初心者の(テンポが遅い)うちは、グングン伸びます。左手(利き手と逆)の能力なんて、普段はほとんど使っていないので、めちゃめちゃ成長が早い。

テンポを記録することで、練習への意欲もアップします。

ドラム初心者におすすめのスティック/パッド/ペダル

最後に、練習におすすめの「スティック」「パッド」を紹介します。「ペダル」は、自身で気に入ったものを。

おすすめのスティック

「重すぎない、細めのスティック」がおすすめです。
本番だと(8ビートのロックを演奏する場合)音量を出すために重めのスティックを使用することもあります。

ただし、練習で大切なのは「扱いやすさ」。スティックで筋トレする必要はありません。なるべく繊細に扱え、楽に練習できそうなもので絞っていくと、「ほどよい重さで、細めのスティック」に私は辿り着きました。

私が練習で使用しているスティックはこちら↓

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長さもあり、かなり気に入ってます。
細めが好きなので、生ドラムでも14mm以下のヒッコリーを好んで使っています。

おすすめの練習用パッド

練習パッドは、リバウンドを調節できるものがおすすめです。

最も楽に叩ける」状態からはじめて、ある程度習得してから「跳ね返りの少ない」練習にチャレンジしてください。はじめからリバウンドの少ない(連打が難しい)もので練習すると、速く叩く為に力んでしまう恐れがあります。リバウンドを利用する感覚もつかめないため、脱力から遠ざかる可能性あり。特に初心者のうちは、生ドラに近いものより「叩きやすい」を意識してください。

私のおすすめはこれです↓

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サイズは小さいですが打音は超静か。布を上にかぶせるとよりサイレントで、夜でも練習できます。

ある程度慣れて(脱力をつかめて)きたら、次はメッシュ以外のパッドも試してみてください。打感が異なるので練習になります。薄くて小さいものならかばんに入れて持ち運びできますし、いざというときには防具にもなります。
↓は普通の(良い)パッドです。

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高さがあるもの↓

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キックペダルを練習するときに、あると便利です。

キックペダル

電子ドラム用なのに、普通のバスドラムパッドと同じような値段↓

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ペダルは気に入ったものを。

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こういったものを活用して練習し、本番(ライブなど)では生ドラムを叩きます。「練習との差」で最初は戸惑いますが、「練習で叩けたフレーズ」は練習すれば生ドラでも叩けますので、焦らず慣れていってください。

楽器を通じた繋がりができると「家に生ドラムがある人」「家が広くて楽器を鳴らせる環境の人」もちょこちょこ見つかるので・・上手く付き合ってみてください。笑

以上です。
最高のドラムライフを。
ありがとうございました。